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教えて!益永先生 ~雇入れ時の健康診断の実施時期について~

佐藤社長
佐藤社長

雇入れ時の健康診断は、いつまでに実施する必要がありますか。

はい。雇入れ時の健康診断の実施時期については、「雇入れ時の直前又は直後」とされています。法律上は具体的な期限までは明確にされていませんが、おおむね雇入れの前3ヶ月以内か雇入れ直後1ヶ月程度に実施するのが妥当と思われます。

益永先生
益永先生
佐藤社長
佐藤社長

なるほど。対象者って正社員だけでよかったですか?

いいえ。正社員以外でも「1年以上使用する予定で、週の労働時間が正社員の4分の3以上であれば対象となります。

益永先生
益永先生
佐藤社長
佐藤社長

そうなんですね。雇入れ時の健康診断の項目についておしえてください。

はい。下記の項目になります。

(1)既往歴及び業務歴の調査
(2)自覚症状及び他覚症状の有無の検査
(3)身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
(4)胸部エックス線検査
(5)血圧の測定
(6)貧血検査(血色素量及び赤血球数)
(7)肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
(8)血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
(9)血糖検査
(10)尿検査(尿中の糖、蛋たん白の有無)
(11)心電図検査

益永先生
益永先生
佐藤社長
佐藤社長

一部の項目を省略することもできましたっけ?

いいえ。一部の項目を省略できる定期健康診断と違って、雇入れ時の健康診断では、すべての項目について健康診断を行う必要があります。ただし、従業員が、医師による
健康診断の結果(3ヶ月以内に実施したのもの)を提出した場合、雇入れ時の健康診断に相当する項目については省略することができます。

益永先生
益永先生
佐藤社長
佐藤社長

なるほど。費用は会社が支払わなければならないのですか?

費用の負担についてまでは法律に記載されていませんが、通達では「健康診断の費用については、法で事業者に健康診断の実施の義務を課している以上、当然、事業者が負担すべきものであること」とされていますので、会社が負担するのが一般的と考えられます。

益永先生
益永先生
佐藤社長
佐藤社長

わかりました。ありがとうございました。

【雇入れ時健康診断の実施時期についてのポイント】

■ 雇入れ時の健康診断の実施時期は、「雇入れ時の直前又は直後 」のため、雇入れ前3ヶ月以内か雇入れ直後1ヶ月程度に実施するのが妥当

■ 雇入れ時健康診断の対象者は、正社員と、正社員以外の「1年以上使用する予定で、週の労働時間が正社員の4分の3以上の者」

■ 診断項目は、以下の11項目
 (1)既往歴及び業務歴の調査
 (2)自覚症状及び他覚症状の有無の検査
 (3)身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
 (4)胸部エックス線検査
 (5)血圧の測定
 (6)貧血検査(血色素量及び赤血球数)
 (7)肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
 (8)血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
 (9)血糖検査
 (10)尿検査(尿中の糖、蛋たん白の有無)
 (11)心電図検査

■ 診断項目の一部省略はできないのが原則だが、従業員が、医師による健康診断の結果(3ヶ月以内に実施したのもの)を提出した場合は、雇入れ時の健康診断に相当する項目については省略が可能

■ 診断にかかる費用は、法律に規定は無いが、通達において「 法で事業者に健康診断の実施義務を課している以上、当然、事業者が負担すべきものであること」とされているため、会社が負担するのが一般的

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