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教えて!益永先生 ~健康診断の労働時間について~

山田人事部長
山田人事部長

年に1回健康診断を実施していますが、これは所定労働時間の中で実施しないといけないのでしょうか?

いいえ。 年1回実施が義務となっている定期健康診断は「一般健康診断」といわれ、健康の確保が目的であり、業務に関連していないため、健康診断に要する時間は「労働時間」ではありません。もちろん所定労働時間の中で実施してあげることは問題ございません。当社も所定労働時間の中で健康診断を受けてもらっています。

益永先生
益永先生
山田人事部長
山田人事部長

では、休みの日などに健康診断を受けてきてもらうことも問題ないということですか?もちろん健康診断を実施した費用は会社で支払いますが。

はい、問題はないです。ただし、有害業務(放射線業務、特定化学物質業務など)を実施している場合に、義務とされている「特殊健康診断」は、業務に関連して実施しなければならない性格のものであり、健康診断を受けるための時間は「労働時間」となりますので注意が必要です。

益永先生
益永先生
山田人事部長
山田人事部長

わかりました。他に健康診断を実施するうえでの注意点はありますか?

そうですね。良く勘違いされている点としては、健康診断の対象者は正社員だけではない点などでしょうか。

益永先生
益永先生
山田人事部長
山田人事部長

えっ?正社員だけではないんですか?

はい。健康診断の実施対象者は「1年以上使用する予定で、週の所定労働時間が正社員の4分の3以上」の常時使用する労働者とされています。ですので、必ずしも正社員に限られず、一定の条件を満たしたパートやアルバイトでも該当する場合がありますのでご注意ください。

益永先生
益永先生
山田人事部長
山田人事部長

わかりました。さっそく該当するパートさんもいるので健康診断を実施するようにしていきます。
ありがとうございました。


【一般健康診断の種類】 雇入れ時の健康診断、定期健康診断、特定業務従事者の健康診断、海外派遣労働者の健康診断、給食従業員の健康診断などがある。
なお特定業務従事者の健康診断の対象者となる方の雇入れ時の健康診断は、1年以上ではなく6か月以上使用されることが予定され、又は更新により6か月以上
使用されている者が対象とされています。

  

【健康診断の労働時間に関するポイント】

■「一般健康診断」は労働時間外に実施しても良いが、「特殊健康診断」は業務に関連して行われれるものであるため「労働時間」となる

■健康診断は、正社員のみならず「1年以上使用する予定で、週の所定労働時間が正社員の4分の3以上の常時使用する労働者」に該当するパートやアルバイトにも実施する必要がある

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